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No.R03O0020

急拡大するインドスマートフォン生産の最新実態と将来展望

出版日 2018年9月
価格
印刷タイプ 129,600円(税込)
ページ数 A4判 115ページ
発行<調査・編集> パックリムリサーチ(株)

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レポート内容

■概要■
 成熟期を迎えた Smartphone市場でインドが需要/供給の両面で脚光を浴びています。需要面では停滞するSmartphone市場は南アジアが牽引力になり、中でもインドはSmartphone比率の低さから最も需要の潜在性を秘めた国になります。グローバルメーカ Samsung、Appleのほか、中国有力メーカも2015年に大挙してインド参入を果たし、現在ではSmartphone販売台数の過半を中国メーカが制する状況です。インドは所得水準が低くフィーチャーフォンが依然優勢ですが、新興オペレータ Reliance JioがLTEインフラを強力に進め、2018年にはLTE対応端末の出荷台数が米国を抜き、中国に次ぐ第2位のLTE大国なるものとみられます。
 Smartphone需要の潜在性以上にインドはSmartphone供給基地として脚光を浴びています。切掛けは2014年のモディ首相が提唱したMake in Indiaで、2015年には有力中国メーカ、ODMメーカが相次いで現地生産に乗り出し、インド政府発表では2015年9月から2016年10月までに29社/38生産拠点が新設され、3,8000名の雇用が創出されたとしています。
 Make in India政策では現地生産に対する特区の創出、税制優遇、州政府による立地奨励金など支援策が盛り込まれ、一方現在Smartphone生産が集中する中国では労働コストが上昇していることもあり、インドでの現地生産化は雪崩現象を起こしつつあります。インドの現地生産は水、電力、交通、通信など公共インフラが中国に対し遅れ、部品サプライチェーン網が未形成など現状マイナス面もありますが、一方近い将来人口が中国を抜くなど潜在需要が大きいこと、生産では労働コストが低いこと、生産ハブとしては西部に欧州、中東、アフリカ、東部に南アジア、北部にロシアを含む東欧/中央アジアを控えているなど地政学上中国よりも有利な立地に位置しています。
 2002年以降中国での端末生産が増加し2014年にグローバルの端末生産シェアは80%近く寡占度を強めました。弊社では2020年にはインドのグローバル生産シェアは24%まで上昇し、一方中国は60%まで占有率が減少するものと予想しました。インドの現地生産は2016年まではSamsungを除けばSKDという組立工程でしたが、2017年以降はPCB実装を含めたCKD体制へ徐々に移行し、未形成な部品サプライチェーンも台湾、中国電位部品メーカが徐々に進出し始め、数年後に大規模なサプライチェーン構造が形成されることは確実とみられます。
 本書は携帯電話メーカをはじめ、電子部品業界あるいは関連業界にとりまして経営戦略を策定する上で、十分お役立ていただけるものと確信します。

■資料内容■
 ・グローバルにおけるインドの端末生産シェア予想 (2013年~2020年)
 ・インドのメーカ別現地生産台数 (2013年~2017年)
  対象メーカ/Samsung、Intex、Xiaomi、Vivo、OPPO、Lyf、Lenovo、Gionee、Huawei
 ・現地生産の生産工程の現状と将来
 ・インド国内向け販売台数 Smartphone、フィーチャーフォン別 (2013年~2017年)
  対象メーカ/Samsung、Intex、Micromax、Karbonn、Lava、Xiaomi、Vivo、OPPO、Lyf、Lenovo、Gionee、Huawei
 ・インド北部デリー首都圏、南部チェンナイ、バンガロール近郊、西部ムンバイ周辺の特色と進出メーカ状況
 ・北部 Samsung、OPPO、Vivo、Gionee、LG、パナソニック、HTC、Zen、Lava、Karbonn、Celkon、Intex、Micromax
 ・南部 Xiaomi、OPPO、Lyf、Apple、Celkon、Micromax、Lenovo、Huawei、HMD Global、Gionee、Lava
 ・西部 Videocon、Infocus、Micromax
 ・有力メーカの生産拠点分布と生産拠点動向
 ・グローバルメーカ Samsung、Apple、HMD Global
 ・中国メーカ Xiaomi、Lenovo、Huawei、OPPO、Vivo、Gionee、OnePlus
 ・インド国産メーカ Intex、Karbonn、Micromax、Celkon、Videocon、Lava、Lyf
 ・ODMメーカの進出状況 Foxconn、Flextronics、Wistron、Water World、Dixon
 ・インドの税制改革と現地生産支援策 7月施行のGSTに実態、部品現地生産支援策、外資奨励策
 ・インドにおけるサプライチェーンの現状と政府の電子部品生産奨励策
 ・LTEの進捗とインドの端末流通構造の特色

-CONTENTS-

<1>インド概況
1.インドのSmartphone生産の優位性
2.インドの都市人口と行政区分
3.統治機構
4.インドのエレクトロニクス市場の現状
5.Smartphone市場としてのインド
 ・2017年上半期のSmartphone販売状況
 ・高額紙幣の廃止とGST導入による一時的な混乱
6.下半期は4Gフィーチャーフォンが台頭
7.インド国内向け販売台数推移 /実績・予測(年別)
8.インド、中国のSmartphone 2020年成長予測比較

<2>グローバルにおけるインド生産の拡大
1.インドの端末生産は第2成長期へ
2.フィーチャーフォン時代はNokiaがインド生産をリード
3.インドの生産実態
 ・生産工程はCKDへシフト

<3>インドSmartphone生産の拠点分布
1.3大経済圏
2.インド北部地域
 ・地理的優位性
 ・日本企業の進出状況
 ・北部におけるSmartphoneの進出状況
 ①ラージャスターン州 Rajasthan
 ②ウッタラーカンド州 Uttarakhand
 ③ウッタル・プラデーシュ州 Uttar Pradesh
 ④ヒマーチャル・プラデーシュ州 Himachal Pradesh
 ⑤ハリヤーナー州 Haryana
3.インド南部地域
 ・日本企業の進出状況
 ・南部におけるSmartphoneの進出状況
 ①カルナータカ州 Karnataka
 ②テランガナ州 Telangana
 ③タミル・ナードゥ州 Tamil Nadu
 ④アーンドラ・プラデーシュ州 Andhra Pradesh
4.インド西部地域
 ・日本企業の進出状況
 ・西部におけるSmartphoneの進出状況
 ①マハラシュトラ州 Maharashtra
 ②マディヤ・プラデーシュ州 Madhya Pradesh

<4>グローバルメーカのインド進出実態
1.Samsung
 ・グローバルの生産拠点分布と生産計画
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
2.Apple
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
3.LG
 ・生産拠点動向
4.HMD Global
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
5.その他 Asustek、パナソニック、HTC、Infocus
6.グローバルメーカの生産拠点状況一覧

<5>中国メーカのインド進出実態
1.Xiaomi
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
2.Lenovo
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
3.Huawei
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
4.OPPO
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
5.OnePlus
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
6.Vivo
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
7.Gionee
 ・インド進出状況
 ・生産拠点動向
8.その他 ZTE、Coolpad、LeEco、Transsion Holdings
9.中国メーカの生産拠点状況一覧

<6>インドメーカの現地生産実態
1.Intex
 ・概況
 ・生産拠点動向
2.Karbonn
 ・概況
 ・生産拠点動向
3.Micromax
 ・概況
 ・生産拠点動向
4.Lava International
 ・概況
 ・生産拠点動向
5.Celkon Mobile
 ・概況
 ・生産拠点動向
6.Videocon
 ・概況
 ・生産拠点動向
7.Reliance Lyf
 ・概況
 ・生産拠点動向
8.その他 Spice、Zen Mobile
9.インド国産メーカの生産拠点状況一覧

<7>ODMメーカのインド進出実態
1.インド生産委託状況
2.Rising Star Mobiles India
3.Million Club Manufacturing(MCM)
4.Global Devices Network (GDN)
5.Dixon
6.Flextronics
7.インド対応に出遅れる中国IDH

<8>インドSmartphone市場を取り巻く環境
1.インドの通信事情
 ・2017年末にLTE加入件数は2億件越え
 ・ゲームチェンジャーReliance Jioの新規参入
2.インドの流通市場
 ・インド流通の壁
 ・オンラインと独自のオフライン流通網の構築

<9>インドにおける部品サプライチェーンの現状
1.インド政府による電子部品の現地生産奨励
2.インド電子部品産業の現状
3.外資による現地生産の動向

<10>インドの税制改革と現地生産奨励策
1.Make in India
2.GST/Goods and Services Tax)以前の間接税の仕組み
3.GSTの施行により税の二重課税を撤廃
4.GST税率は基本食料を免税、家電、車に高税率を適用
5.GST施行後は一時的な混乱
6.部品現地生産の税制支援策
7.外資に対する奨励策
8.改訂特別奨励パッケージスキーム(M-SIPS)

■調査方法■
既存データの収集、端末メーカの業績報告書、端末メーカと部品メーカへの直接取材

■調査期間■
2017年4月~2017年8月

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